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タイフーンが来たらツイフーン 〜 参加型メディアによる台風情報(Twitter版)
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ツイフーン(twiphoon)は、Twitter(ツイッター)ユーザがつぶやいた台風情報を、台風ごとに収集してretweetするサービスです。 もっと詳しく...

このサイトを使うには?

タイフーンが来たらツイフーン。ツイフーンとはTwitter(ツイッター)というマイクロブログサービスを用いて台風情報を集約する、参加型メディアによる台風情報(Twitter版)です(お知らせニュース)。

このサイトでは「つぶやき」と呼ばれる140文字以内のメッセージを蓄積していきます。ユーザからの協力に基づき、各地から発信された「つぶやき」は台風ごとに仕分けられていきます。そして多くの「つぶやき」が集まってくれば、台風による各地の状況がリアルタイムで見えてくるかもしれません。

なおツイフーンウェブサイトやTwitterウェブサイトでは、投稿された「つぶやき」を誰でも閲覧することができますので、台風情報を見るだけであれば登録は不要です。一方ツイフーンに参加するためには、ツイフーン自体への登録は必要ありませんが、Twitterへの登録が必要になります。

ツイフーンに向けて台風情報を送るには?

ツイフーンに向けて台風情報を送るにはTwitterに登録する必要があります。Twitterとは何かに関する説明や、Twitterにどうやって登録するかなどに関しては、ウェブ上に説明がたくさんありますので検索してみて下さい。

次に自分のユーザ名でログインし、自分の身の回りの状況を書いて「つぶやき」を投稿します。その際には、以下のような手順にしたがってください。

  1. @twiphoonに向けて「返信(@付き投稿)」をして下さい。これはリプライとも呼ばれます。
  2. 「つぶやき」には個々の台風を識別するためのハッシュタグ(後述)をつけて下さい。台風のハッシュタグは@DigitalTyphoonで確認できますし、@twiphoonでも台風発生時にハッシュタグをつぶやきます。
  3. 台風情報は位置情報が重要ですので、できるだけ現在地を設定して下さい。現在地が解析できれば、ツイートはその場所から発信されたものとみなします。また現在地を解析できない場合には、可能な範囲でツイート中に出現する地名を解析しますが、解析ミスについてはご容赦下さい。
  4. 以上をまとめると、理想的なつぶやきは、「@twiphoon 東京都渋谷区 風雨が強くなってきました。#melor」のようになります。
  5. 有効なハッシュタグを付加して「つぶやき」を寄せてくださったユーザは、協力者として@twiphoonがフォローします。
  6. こうして集まった「つぶやき」台風情報は、ツイフーン(Twiphoon)ウェブサイトにて整理し、台風ごとの「つぶやき」アーカイブとして公開します。
  7. さらにこれらの「つぶやき」は@ReTwiphoonでリツイートします。「つぶやき」台風情報を見たいかたはこちらのフォローをお願いします。

ハッシュタグとは?

ハッシュタグ(hashtag)とは「#」記号の後に英文字をつなげた単語で、一般的には情報の整理に利用します。ツイフーンではどの台風に関する「つぶやき」かを指定するために、台風のアジア名に基づくハッシュタグ(例えば「#melor」)、あるいは台風番号に基づくハッシュタグ(例えば「#TY200918」)を用意しました(*1)。このようなハッシュタグを「つぶやき」に含めておけば、どの台風に関する「つぶやき」かを容易に識別でき、情報の有用性がグンと向上します。ぜひこのハッシュタグを積極的にご利用ください。

また上記のハッシュタグに加えて、以下のハッシュタグも場合に応じて利用できるようにしました。ただし「つぶやき」は常に「@twiphoon」への返信とする点は同じです。

#bug システムのバグなどを報告する際に利用します。
#question システムに関する質問をする際に利用します。
#message その他のご意見やご感想などに利用します。

なお以下は注意点です。まず台風ごとのハッシュタグは台風が発生中の間のみ有効で、台風が消滅後24時間が経過すると使えなくなります。その後はハッシュタグをつけても台風番号は認識されず、「台風一般」のつぶやきとして扱われます(=ハッシュタグつきの「優良」つぶやきとはなりません)のでご注意下さい。さらに、一つのつぶやきに複数のハッシュタグをつけてもシステムは最初のハッシュタグしかチェックしませんので、一つのつぶやきでは一つの台風に関する情報を書き込むようにお願いします。

(*1) 台風に関するハッシュタグ「#typhoon」を使わない理由は、複数の台風が同時に存在する状況に対処するためです。活動カレンダーを見ると、年間で平均30日ほど複数の台風が存在する日があります。最大では5個の台風が同時に存在したこともあります。そのため、個々の台風を識別できないハッシュタグは混乱を招くと判断し、当サイトでは台風ごとにハッシュタグを割り当てることにしました。

情報の流れ

現在デジタル台風(Twitter版)で運用しているTwitterアカウントを以下にまとめます。

  1. @DigitalTyphoon - 気象庁発表の台風情報の基本的な部分を日本語で提供
  2. @DigitalTyphoonE - 気象庁発表の台風情報の基本的な部分を英語で提供
  3. @AMeDASrain - アメダスデータから自動検出した大雨情報を日本語で提供
  4. @twiphoon - ツイフーンの情報収集+アナウンス用のアカウント
  5. @ReTwiphoon - ツイフーンで収集した情報をリツイートするアカウント
  6. @TyphoonNow - 台風なう!への問い合わせの答えをツイートするアカウント

ここで@DigitalTyphoon@twiphoonの役割の違いがわかりにくいかもしれませんので、これをリツイートという観点から説明してみましょう。まずリツイートとは、あるユーザから受け取ったツイート(Tweet)を、自分のアカウントから他の人に向けて再度ツイートするく(retweet)ことを意味します。ここで情報の流れに着目すると、一次情報を発する人が最初のツイートをし、それを受け取って二次情報として他の人に広める人がリツイートを繰り返していくことになります。では上記のアカウントは、情報の流れの中でどのような役割を果たすのでしょうか。

Tweet Retweet
@DigitalTyphoon
@DigitalTyphoonE
フォロワー フォロワーのフォロワー
他のTwitterユーザ
すべてのTwitterユーザ @twiphoon @ReTwiphoon (*2)
Twiphoonウェブサイトのユーザ
すべてのTwitterユーザ @TyphoonNow 元のユーザへのリプライ
台風なう!ウェブサイトのユーザ

まず@DigitalTyphoonは台風情報の発信を目的とするボットですので、@DigitalTyphoonのフォロワーの方々がリツイートなどを使って台風情報を広めていくというのが、ここでの情報の流れとなります。一方で@twiphoonは台風情報の収集を目的とするボットですので、むしろTwitterユーザの方々が一次情報の発信源で、Twiphoonはその受け手となります。そして、ここに集まった情報はツイフーンウェブサイトや@ReTwiphoonを経由して広まっていくというのが、ここでの情報の流れとなります。ツイフーンはこの意味では、台風情報というテーマに特化したリツイート支援サービスとも言えます。

以上にまとめたように、@DigitalTyphoon@twiphoonでは、台風情報の流れる向きが正反対となります。このことが原因で情報の流れに混乱を招くことを防ぐため、最終的には別々のアカウントを用いることにしました。

(*2) @twiphoonがリプライを受けたつぶやきは、@twiphoon自身がリツイートするのではなく、@ReTwiphoonがリツイートすることにしました。これは@twiphoonのタイムラインを大量のリツイートで埋めてしまうことを防ぎ、情報をアナウンスするという目的で今後も利用していくためです。ただしツイフーンウェブサイトで集約するという方式だけでは、ツイッター利用者にとって必ずしも便利ではないことから、@ReTwiphoonという専用アカウントを通して、集約された情報をツイッターの世界に戻していくことにしました。

ベータ版について

現在ツイフーンはベータ版です。台風200918号の日本接近に間に合わせて仮にオープンしたため、以下のような機能がまだ実現できていません。

  1. 台風ごとの「つぶやき」を地域別+時間別に閲覧する機能。
  2. 「つぶやき」中に出現する地名の美しい処理方法。
  3. 台風前線との連携

紹介記事

関連文献

ブログ紹介

サイト名について

サイト名の「ツイフーン(Twiphoon)」は、「ツイッター(Twitter)」+「タイフーン(Typhoon)」から名付けたものですが、台風とタイフーンのより詳しい比較については、デジタル台風:台風(タイフーン)・ハリケーン・サイクロンなどもご覧ください。

また関連サイトには台風なう!があります。こちらも「なう」はツイッターおなじみの表現から取っています。

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